2004年03月28日 (日曜日)

JIS規格をインターネットで公開せよ!

JIS規格のドキュメントの発行は、財団法人日本規格協会の既得権益であるため、インターネットに公開されない。税金を使ったパブリックドメインであるべき標準規格であるにも関わらず、「解説部分には日本規格協会の著作権がある」と訳のわからない主張で、規格ドキュメントは未だに高額の代金を支払わないと入手できない。印刷代の実費ならいざ知らず、PDFも印刷物と同じ値段で販売されている。

例えば、この2月20日に改訂されて異体字問題で物議を醸している(「おまけ」参照)JIS拡張コード規格「JIS X 0213」は、元となる規格がPDFも冊子も11,000円、そして追補部分(Amendment)がPDFも冊子も3,200円となっている。しかも、PDFの中身は「イメージ」なので、全文検索できないというお粗末さ。。

さて、ここで問題です。情報処理関連だけの規格ドキュメント全て(「JIS X」全て)は、いくらで購入できるでしょうか? 答え⇒ 1,279,800円

経済産業省は「オープンソース」などと叫びながら、お膝元がこんな状況では、まったくアンバランス極まりない。

e-Japanの重要課題として「JIS規格のインターネット上での公開」を是非実現して欲しい。

おまけ:JIS異体字問題とは

私は日本語文字コードにはJIS C 6226:1978の時代から関与しているが、異体字問題が発生したのは今回が初めてではなく、実は同様のことが過去にもあった。それは、JIS C 6226:1978とJIS C 6226:1983における字体の入れ替えの問題だ。代表例では1978年版で書いた「森鷗外」が、1983年版では「森鴎外」と表示される(図参照)。さらに、PCの漢字ROMとプリンタの漢字ROMが違うと(「漢字ROM」という話自体レトロだが:-)表示されている文字と違う字体が印刷されることになるのだ。

Posted by Pina Hirano at 2004年03月28日 20:58 | トラックバック
Comments

http://www.jisc.go.jp/ の「JIS検索」で「閲覧」できませんか?

Posted by: 安岡孝一 at 2004年11月27日 23:09

>JIS規格をインターネットで公開せよ!
>JIS規格のドキュメントの発行は、財団法人日本規格協会の既得権益であるため、インターネットに公開されない。税金を使ったパブリックドメインであるべき標準規格であるにも関わらず、「解説部分には日本規格協会の著作権がある」と訳のわからない主張で、規格ドキュメントは未だに高額の代金を支払わないと入手できない。印刷代の実費ならいざ知らず、PDFも印刷物と同じ値段で販売されている。
>しかも、PDFの中身は「イメージ」なので、全文検索できないというお粗末さ。。
の意見に大賛成。まったくそのとおりと思う。
>税金を使ったパブリックドメインであるべき標準規格
ですよね。
いまは企業に金をもらうことしか考えていない。
こういう情報をベースに小学校でも中学校でも勉強できればとおもう。理系嫌いがある根源はこんなところにもあるのではとおもってしまう。日本人の英知があつまったJISをもっと実際のところで生かせばいいのにとおもう。美しい日本とかいっているばかりが能じゃない。

Posted by: 大賛成 at 2006年10月01日 22:25
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