2004年09月04日 (土曜日)

華氏911

話題になっている映画「華氏911」を観た。巷の噂では「かなり偏っている」とのことだったのだが、当初の報道が逆に米政府やブッシュに偏ったものだったので、逆方向に偏ったものがどういうものかという興味もあった。

感想は、「他の人も観て欲しい」ということだ。この映画は大統領選に関連付けて論評されることが多いが、イラク戦争という地球的な事件に対する問題提起である。この事件に関して、マスメディアも日本政府もブッシュ側に偏ったメッセージを流し続けていたので、このくらい反対側から見た情報を入れて視点を少しニュートラルに戻すのもいいだろう。

それにしても、噂を聞いてマイケル・ムーアの強引な論理やアジテーションがもっとあるのかと思っていたが、現実の映像をつなぎ合わせている淡々としたものだった。その分説得力は増しているといえる。あえて言えば「映画」と呼ぶにふさわしいかどうかはクエスチョンだ。どちらかというとTVの調査報道番組といった趣きだ。

ところで、邦題で「華氏911」のこの映画だが、英語では「FAHRENHEIT 9/11」とスラッシュ(/)が入っている。つまり、「華氏911度、それは自由が燃える温度」というコピーが使えないのだ。妻は「『FAHRENHEIT 911』としようとしたら、「FAHRENHEIT 451」を書いたRay Bradburyからいちゃもんがついたからではいか」と言う。真相をご存知の方、連絡ください。

おまけ:お台場のメディアージュで観る人は、このクーポンを印刷して持っていくと300円引きになる。(2004/10/31まで)

Posted by Pina Hirano at 2004年09月04日 13:05 | トラックバック
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