2005年01月29日 (土曜日)
日本のソムリエは飽和状態 〔ソムリエの裏話〕
ソムリエの裏話、第2回。今回も、某ソムリエ氏から聞いた話を。
知っている人は少ないと思うが、実は日本は世界一ソムリエが多い国なのだそうだ。私も初耳だった。その人数はというと、12,000人ぐらいとのこと。では、ご本家フランスというと2,000人ぐらい。「資格なんかなくてもワイン売れるよ!」フランス人はそんな感じらしい。
また一方で、日本のソムリエはりっぱな肩書きがありながらワインに携わっている方が非常に少なく、ワインが100種類以上ある店のソムリエとなると数え切れてしまうくらいだとか。ワインがかなり普及してきたとは言ってもまだまだ日本での消費量は少ないことが影響しているようだ。
日本のワイン消費量は1人当たり年間3リットル程度、一方、フランス、イタリアは1人あたり年間60リットル程度を消費している。背景には欧米人はアルコールの分解酵素を肝臓しっかりと持っていることがあり、彼らがワインを飲んでも「酔う」という意識よりは「楽しむ」という感覚らしい。
それらの国では、ワインは水を買うより安いということも手伝って、しっかりと家庭に定着している。日本でも最近でこそワインセラーなども普及し、酒屋にもワインの品揃えが豊富になり、家庭でもワインを楽しむ環境ができつつある。しかし、某ソムリエ氏の感じるところでは、「日本人の根底には『酔うために呑む』が基本になっていること」が、普及の限界を作っているのではないかとのこと。このあたりの感覚を変えていくことができればワインももう少し普及し、世界一多いソムリエを生かすことができるのではないかと、考えているそうだ。
(写真は、今日家で飲んだチリワイン)
Posted by Pina Hirano at 2005年01月29日 20:23 | トラックバックこれ読んでちょっと計算してみました。
ここ16ヶ月で我が家で購入したワイン、12x20=240本=180リットル。1人あたり年約67リットル。おみやげに持って行ったりお客さんに出したりした分を引いたら60リットル弱ぐらいでしょうか。これがじいさんや子供も含めた国民の平均なんですから、普通の人はその倍ぐらい飲んじゃうんでしょうね。すごいですねフランス人は。
あーでもうちでも焼酎の分とか外で飲んでる分とかあわせると計算不能...さらにビールの分も忘れていました。となるとアルコールの量というより、「ビールみたいにガンガン飲める安いワインが少ない」ということでは?
