2005年02月04日 (金曜日)

一太郎・花子特許紛争 〔メモ〕

今週のソフトウェア業界最大の話題と言えば「一太郎・花子の製造販売差し止め命令」判決だろう。単に技術的な問題にとどまらず会社経営にも大きな影響を及ぼす事件で、ソフトウェア技術者よりソフトウェア業界で経営に携わる人のほうが衝撃は大きかったと思う。

私もニュースを聞いて驚いた。早速特許庁のデータベースで特許第2803236号を検索をしてみると確かに特許になっている。2度驚いた。当然のことながら業界内でも大きな話題になったのだが、ここにきて情報もだいぶまとまってきたようだ。

議論のポイントは2つ。

(1)特許が有効なものかどうか
ネット上では、特許請求時以前にMacなどで同様のインプリがあったとの意見が多く出ている。例えば、これ↓
Macユーザーとして松下電器に抗議する at 昨日と今日

(2)特許における「アイコン」の意味
実際世の中には、同様の実装は数多くある。しかし、今回は機能アイコンのデザインが「?」だけでなくマウスの絵が描いてあったことでひっかかったらしい。この判断が本質でないとの意見が出ている。例えば、これ↓
ジャストシステム特許紛争 その5 判断回避と言葉遊びの行く末 at ひろしこむ出張Blog


(蛇足)
新聞各社も社説で取り上げるほどだが、読売の社説での「しかし、ソフトが巨額の富を生む時代だ。リナックスなどは例外と考えなくてはいけない。 」の一節は意味不明だ。

[『一太郎』敗訴]「『知財』利用に一石を投じた判決」 at YOMIURI ON LINE


[2005/02/07 追記] 主張↓
ジャストシステム特許侵害事件に関して at hiroshi.com
「一太郎」訴訟にみるソフトウェア特許のぶざまな現状 at CNET Kenn's Clairvoyance

Posted by Pina Hirano at 2005年02月04日 23:58 | トラックバック はてなブックマーク - 一太郎・花子特許紛争 〔メモ〕 このエントリーを含むはてなブックマーク
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