2005年05月01日 (日曜日)

BusinessWeekでブログがカバーストーリーに

BusinessWeek 5月2日号のカバーストーリーがブログだった。キャッチは、「Blogs Will Change Your Business」。

カバーストーリーだけあって、カバー範囲は広い(笑)。月曜朝から始まり次の週の金曜までの2週間を費やしたブログを模した記事構成だ。簡単に紹介してみよう。

月曜日 9:30 a.m.:もうブログの話はうんざりだという人に、いくつかの数値を引き、いま何故ここで取り上げているのかを説明。

火曜日 6:35 a.m.:ブログは、グーテンベルグの活版印刷の発明に匹敵すると説く。人々が情報を流布する方法を変えたのだと。

水曜日 7:38 a.m.:Googleのある社員が、「前に勤めていた会社よりHealth Planが悪い」だとか「Googleのフリーの夜食は社員を長時間働かせるための餌だ」などといったことなどをブログに書いたとして解雇された話。そして、彼はAmazonやMicrosoftやYahoo!からラブコールがあったが、最終的にはPlaxoのブログ担当に着任した。つまりブログによって解雇され、ブログによって雇用されたという話。

水曜日 2:22 p.m.:General Motersがブログでうまくやっているという話。Los Angeles Timesへの$10Mもの広告予算を削減した裏話をブログを使って周知した手法を紹介。

木曜日 8:56 a.m.:PR会社のエグゼクティブのブログを紹介。企業PRにおけるブログの重要性を説く。まず第一にブログで人々が会社をどのように言っているかをモニターし、第二にダメージコントロールの戦略を立てることだという。Netflixの実例(悪い例)を挙げて説明。

金曜日 10:46 a.m.:ブログバブルなるののもが起こるのか?投資に関してはバブルは起こらないという見解。これだけブログが流行っているにもかかわらず、VCがブログ関係の企業に投資した金額はたったの$60M、一方で1999年(ドットコムバブル時)にVCがネット企業に投資した金額は$19.9B、つまり1/300以下しか投資されていないということ。この背景について、ドットコムは企業が主役だったが、ブログは個人が主役(予算もない、事業計画も無い、バーンレートもない・・・)だということを指摘。

月曜日 10:23 a.m.:これが本当のブログだったら、週末に山ほどのコメントがあっただろうにと始まる。TechnoratiのDavid Sifryの言葉を引いて、もし企業が世界中の何百万というブログをトラックできるならば世界中で何が考えられているのかをリアルタイムに知ることが出来る主張。ブログをCoffee houseになぞらえてイメージ化。これからのビジネスにとって世界が何を考えているかの最新情報を知ることが重要であることを強調。

火曜日 9:12 p.m.:RSSについての説明。さらにその進化形、Podcastingについても言及。Morning Storiesというサイトでは、以前は月間150件くらいのダウンロード数だったのが、昨年の10月にPodcastingに対応したら、なんと月間8万件ものダウンロードがあったのだという。

火曜日 11:48 p.m.:TiVoやPodcastingから、自分用に番組プログラムを作ってくれるようなことになればいいな、という就寝前のアイディア。もしくは寝ていて思いついたということか?(笑)

水曜日 6:31 a.m.:「今後メインストリームメディア(MSM = メジャーな放送局や新聞のこと)は、ブログを広告ツールとしてマスターし、今後広がるブログでのコマーシャルを席巻する」と予言。

木曜日 9 a.m.:「私たち(MSM)は銃を突きつけられた状態だ。(いまのところ)広告収入ではなく、ブログは世界中の何百万もの目撃者を代表しているからだ。」 昨年12月のTsunamiでのブログの活躍や、San Jose Newspaperを抜けたDan Gillmorの事例を紹介。

木曜日 11:57 p.m.:この記事はブログ風に書いているが、本当にブログであれば実は全然違うということを述べる。紙媒体は最後に出るまでクローズなプロセスであるが、ブログだと先週の月曜のエントリからオープンである。クローズのプロセスにも良いところはある。しかし、私たちもオープンな世界に向かって前進しなければならない。結局最後は最も良いカンバセーションをホストして人が勝者になるだろうからと。

金曜日 11 a.m.:そして、最後のオチ。私たちもBlogを始めるよ。Blogspotting.netで会おう!と来た。

結局、「Blogs Will Change Our Business」だった?(笑)

Posted by Pina Hirano at 2005年05月01日 17:30 | トラックバック
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