2005年10月18日 (火曜日)

ストックオプションに関する誤解

先週からストックオプション(新株予約権)の付与にあたって全社員と面談をしている。

話をしていて意外と誤解があったので、2点メモしておきたい。

誤解1)契約すると損をすることがある

実際には契約の内容次第だが、一般の新株予約権では、特定の金額で買うことのできる「権利」なので、損をするようなシチュエーション(例:株価が行使価格を下回る)場合には権利行使しなければよいだけなので、損をすることはない。うちの場合では、持ち株会と混同して「損することがあるからオプションはいらない」という人がいた。友人の会社で持ち株会があり、そこに積み立てたお金が会社が合併したときに清算され、かなり減額されて返ってきたことがあったらしい。持ち株会は権利ではなく実株の運用なので、こういうこともあり得るが、新株予約権はそれとは異なる。

誤解2)株式分割があった場合に価値が下がる

これも、実際には契約の内容次第だが、一般的な新株予約権の契約では、総株数が増えた場合には、その数に合わせて調整をする条項が入っている。例えば、うちの会社の場合は、分割、併合だけでなく、新規発行の場合にも調整される条項が入っていて、そのような場合にも新株予約権の権利を不当に毀損しないようにしてある。

Posted by Pina Hirano at 2005年10月18日 23:57 | トラックバック はてなブックマーク - ストックオプションに関する誤解 このエントリーを含むはてなブックマーク
Comments

ストックオプションは短期間で成果を出しずらい仕事をしている人に対する評価というか、モチベーションの向上には結構良い制度なのですが、趣旨を理解してもらうのがなかなか・・・
といってる間にストック・オプション等に関する会計基準の草案がそのまま来年4月に実施されると費用計上しなくてはならないのでちょっと出しずらくなってしまいますね。

Posted by: B-head at 2005年10月23日 16:58
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