2005年05月28日 (土曜日)

「キャッツ」を支える中韓パワー

素晴らしいコラボレーションだ。

妻とともに五反田に「キャッツ」を観に行った。猫に扮する劇団四季のキャスト(配役)達の演技は素晴らしかった。最初はその気はなかったのだが、演技に魅せられ、1,800円もするパンフレットを買ってしまった(笑)。そしてパンフレットを最後にある「キャスト紹介」を見て驚いた。

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2005年01月08日 (土曜日)

サービスだけで「IT立国」は実現できない

日経コンピュータ(2004/12/13号)に寄稿した記事である。日経BP社の許可を得て全文掲載する。編集の過程でトゲが無くなっている部分もあるが、必要があれば別エントリで補足することとして、そのまま掲載する。

 政府は資源を持たない日本の21世紀の立脚点として「IT立国」を掲げ、ソフトウエア産業の競争力強化を目指した政策を矢継ぎ早に打ち出している。しかし、ソフトウエア・ベンチャーの経営者である筆者からは、その内容・方向性に疑問符を付けざるを得ない点もある。

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2004年10月05日 (火曜日)

e-Life Blog

 経済産業省経済産業研究所が情報家電産業政策に関するBlogを立ち上げた。私が知る限りでは日本の省庁が政策に関してBlogを立ち上げるのはこれが初めてである。

e-Life Blog
「e-Life Blog」は、経済産業省商務情報政策局と、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)が共同で実施する、ウェブログ技術を用いた産業界及び有識者、一般ユーザとの対話実験です。...
 私は以前から官公庁発のBlogに期待をしていたが、実際にはなかなか出てこなかった。構造的に難しいことも理解できる中で、官公庁がどのようにBlogを利活用:-)するのか興味をもっていた。実験とはいえ、この試みの意義は大きいだろう。例によって、仕掛け人は村上さんのようだ。こういった試みに省内でもいろいろ議論・異論はあるだろうが、是非この試みを価値あるものにしてほしい。

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2004年09月04日 (土曜日)

華氏911

話題になっている映画「華氏911」を観た。巷の噂では「かなり偏っている」とのことだったのだが、当初の報道が逆に米政府やブッシュに偏ったものだったので、逆方向に偏ったものがどういうものかという興味もあった。

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2004年08月21日 (土曜日)

ネットふるちん主義

赤坂某所で行われたふじすえBlogの第2回オフ会である「『ふじすえさんを飲む!』オフ会 リローデッド」に参加した。(写真はポロシャツに議員バッジをつけた藤末)

ここで新しく藤末が発表したポリシーが「ふるちん主義」。何も飾らず隠さずさらけ出し、裸で勝負するという藤末のポリシーだ。そして藤末はBlogを「ネットふるちん」のツールと位置づける。情報を、政策を、議論を包み隠さずオープンにして、その中から変革を起こしていくという。

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2004年07月12日 (月曜日)

「ふじすえ健三」当選!

本日午前2:06分、NHKで「ふじすえ健三」の当確が出た!

朝日でふじすえの当確が出たのが投票当日の午後8時半頃。「一番慎重なNHKでの当確が出てからバンザイしよう。」ということで、事務所でNHKをじっと見つめていたが、なかなか当確が出ない。そして、待つこと実に5時間半。ようやくバンザイができた。最年少新人ながら党の得票順位で堂々10位での当選である。

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2004年07月11日 (日曜日)

開票率1%で当確が出ると選挙に行く意味がないのか?

今日は参議院選挙の投票日である。今年は、多くの人に「投票に行きますか?」と聞いて回った。しかし残念なことに、私の周りでもおよそ2割程度は「行くつもりはない」という人がいた。中には投票用紙を普通のDMと同様に捨ててしまっている人もいた。行かない理由の中で、気になったのが何人かの人が「開票率1%で当確が出るような、あらかじめ決まっているような選挙に行っても意味がない」ということを言ったこと。実は、これは大きな誤解である。

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2004年05月21日 (金曜日)

夫婦別姓で出生率が上がる? (2)

「こんなデータがあったんだ!」と驚いた。ふじすえblogに掲出された「男女間就業率格差と出生率」のグラフ。なんと、相関関係がU字型になり、男女の就業率格差が極めて少ない国(女性の就業率が男性並みに高い国)ではむしろ出生率が上がっているのである。

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2004年05月18日 (火曜日)

夫婦別姓で出生率が上がる?

友人と「これから政治家にどんな政策を実施してほしいか」を話していたら、「夫婦別姓」という話が出た。しかも、夫婦別姓が選択できるようになると「出生率も伸びるはず」とのことだ。

友人の話はこうだ。「夫婦別姓が選択できるようになれば女性は独身も結婚後の人も、本来の自分の名前、自分のキャリアを守り、とても生きやすい環境になると思う。そして世の中では離婚と結婚が同時に増えるでしょう。女性が自分の価値観に合わせ、人生を自由に選択しやすくなるから。そして確実に子供の出生率は上がると確信します。本来、女性は子供をもちたいという本能があるのに、それを抑止する社会情勢がある。」

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2004年03月25日 (木曜日)

ふじすえを励ます会

「ふじすえ健三を励ます会」が、虎ノ門パストラルで開催された。

政治家「ふじすえ」の門出を祝う会だ。いつも私と話すときは熊本弁丸出しの藤末も、壇上にあがると標準語の「ふじすえ」に変身する(笑)。まあ、熊本弁で全国区のコミュニケーションは取れないから仕方ないか(笑)。

2004年02月26日 (木曜日)

若手とは何歳?

ふじすえが「日本の企業はもっと若手を元気にすべき!」と訴えている。

もちろん大賛成だ。ふじすえも書いているとおり、企業で、パワーあふれる20代、30代を活かし、企業内の新陳代謝能力を高めるべきだと考えている。

しかし!それだけではなく、40代、50代で「若手」と呼ばれてしまう政治の世界こそ、本当の若手が元気に活躍できる世界にして欲しいものだ。自分でメールもしない老議員に「IT政策」などと言われても説得力はない。

2004年02月24日 (火曜日)

つっかえ棒政策

不思議なことだなと思う。

カネボウと再生機構の話だ。先週の金曜日に、ある飲み会でこの件が話題になった。メンツは、私のほかはN証券系ファンドマネージャ、外資系経営コンサルタント、それに渦中の花王の社員。全員議論することもなく「再生機構が出てくるのはおかしい」と結論。民間で決着がつけられるのなら、なぜ再生機構が出てくる必要があるのかということだ。そして、そもそもカネボウを税金を使ってまで再建する必要があるのかということだ。やはり「再生機構は自身の存在意義のために動いている。」と言われても仕方あるまい。

その後、成り行きを見ているが、再生機構が出ることに疑問を呈する声はWebでもTVでも新聞でも噴出しているにもかかわらず、この流れ自体は規定路線となってしまったようだ。「不思議だ」というのはこの点。多く人が疑問を投げかけているのに方向性が変わる動きは少しもない。

私ごときがわざわざ言及するまでもなく、いまの日本に必要なのは企業の新陳代謝であって延命ではない。退場すべき企業、退場すべき事業が退場しなければ、新陳代謝が阻害されるのは明白だ。

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2004年02月11日 (水曜日)

建国記念日

いまさらカミングアウトというほどでもないのだが、私は右寄りである。

といっても軍国主義ではない。排他主義でもない。John Lenon & Yoko OnoのImagineの魂を愛する一人である。右寄りの意味は、もっと文化だとか民族だとか地域性だとかの独自性を大事にしたいという考えということだ。右寄りを意識し始めたのは、高校の頃からだ。Too muchな自国否定や、Too muchな外国迎合などを見てるうちに、自分自身の生まれ育ちにもっと誇りを持ちたくなった。世の中が皆一つの価値観になってしまうのではなく、それぞれの人、それぞれの地区、それぞれの民族がそれぞれのアイデンティティや誇りをもって生きていって良いはずだ。私が小さいころ学生のころの先生や識者といわれる人たちの多くは、日本を日本人を否定しすぎていた。その反発があった。今、左翼の勢力は弱体化し、いまや右左の議論自体があまり意味を持たないのかもしれない。その点からは、このくらいのことで「右寄り」というのはあたらないのかもしれない。しかし、「世界は一つ」を願うけれども、その中の価値観まで一つでは怖い。「一つ」の中は、個々それぞれに違うアイデンティティと誇りをもつものの集まりであってほしいと願う。

「どっちでもいいよ」ではない意思表示として、しばらくは「右寄り」の看板を下ろさずにおこうと思う。

2004年02月05日 (木曜日)

政治家とBlog

藤末のWebサイトで「日本の政治家等の中で初めてblogを持つことになったと思います」という言葉が目に留まった。

本当にこれまで政治家は誰もBlogを使っていなかったのか?

確かに、Googleでいろいろ探した限りでは見当たらなかった。逆に「政治家と役人にBlogを義務化せよ」というBlogを見つけた(笑)

以前から、政治家はもっともっとネットを活用すればいいのにと考えていた。確かに、小泉首相は首相として始めてメールマガジンを創刊したし、いまやほとんどの政治家はホームページを持っている。鳩山由紀夫氏のホームページでは3年前からBlog風の日記が掲載されている。しかし、これらはすべて一方通行のコミュニケーションだ。この点では、従来のポスター、選挙公報、テレビ出演の媒体を変えたに過ぎない。Blogの良い点(同時に危険な点でもあるのだが)は、双方向のコミュニケーションである。メールや電話では都合の悪い意見は黙殺することもできる。Blogのコメントやトラックバックでは、それはできない。逃げられないのだ。真剣に取り組むしかなくなる。こういったところにも、藤末の覚悟を感じとることができる。BlogにもいまやSpamがある時代。コメントやトラックバックにもゴミや誹謗中傷が入ってくるかもしれない。しかし、是非そういった障害をも乗り越えてネットをコミュニケーションの武器として日本を変えていって欲しいものだ。

2004年02月04日 (水曜日)

出馬

刎頚の友の藤末健三が次の参議院選挙に出馬することになった。

話は以前から聞いていたのだが、いよいよ本番だ。藤末は、東大の助教授という職を投げ打って政治の荒海に漕ぎ出す。
とにかく、志の高いヤツだ。現状に満足することがない。東工大から通産省に入ったが、「役人ではやりたいことが十分にできない!」と辞職し、東大に。東大では、「日本を変える!」と叫びテクノロジーベンチャーを推進した。そしていよいよ本当に日本を変えるべく、東大のフィールドも捨てて政治に打って出る。
とにかく、熱いヤツだ。藤末と話すとエスカレートすることもしばしば。2人とも熊本弁で怒鳴りあいのようになる。周りの人が喧嘩かと思うほどだ。(実際殴り合いすると簡単に負けてしまうが・・)

藤末を知らない人は、「東大の先生が政治!?」とピンと来ない人も多いかもしれないが、ずっと付き合ってきた私としては、来るべきときが来たという思いだ。私も国を良くしたいという思いはある。しかし、私自身は、一ベンチャー企業の責任者として、さすがに国のことまで時間を使う余裕は無い。これから、意を同じくする藤末を応援することで、日本を良い国にしていくことに役立ちたい。

2004年01月13日 (火曜日)

IT戦略本部への進言

とある筋からの要請で、e-Japan戦略を練っているIT戦略本部へのソフトウェアベンチャー企業の意見を内閣府に述べにいった。

内閣府の担当官2名だけかと思いきや、経済産業省から2名、総務省から2名、さらに名刺交換をしない人が後方に3名の合計9名。こちらは、アクセラテクノロジー社長の進藤さんと2人なので、ちょっと気後れする雰囲気だ。

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2003年07月16日 (水曜日)

なんか変だよ情報産業政策

データベース振興センターの主催でG-XML講演会が霞ヶ関で開催され、その中で「XML/Webサービスの動向」を話した。懇親会まで出席の約束になっていたので、私の後の、経済産業省の久米さんの話も聴いた。久米さんは、昨今オープンソースの推進者として名前を聞いていたが、直接話を聴くのは初めてである。話を聞く中で、「今後はソフトウェアライセンスがどんどん無料化していくので、日本のソフトウェア産業はサービスで儲けていくべき。」という趣旨の発言には賛成できなかった。

そこで、講演が終わってから、久米さんをつかまえて「ソフトウェアパッケージこそが国外での影響を及ぼしうる形態ではないか、フリーソフトを推進するということは知財立国に反するのではないか」と問うたところ、「パッケージソフトは、IPAで10年以上支援してきたが結局モノにならなかった。これからはサービスの時代だ。」という答えだった。時間がなかったので、一問一答で終わってしまったが、経済産業省がソフトウェアライセンスの無力化を推進するのはやはりおかしい。IPAでダメだったのは、パッケージソフトがダメなのではなくて、やり方がまずかったということではないのか。マイクロソフトやオラクルといった米国企業が勝つモデルのルールを変えたいという意図はわかるが、国内の情報産業をサービスで成り立たせようということは、守りにはいるということにほかならない。

2002年10月25日 (金曜日)

全員強制帰国の疑問

コンピュータにもベンチャーにも関係ないけど、あえて一言。

日本政府が一時帰国5人の滞在延長を決めた。また、政府も家族会も子供も含め全て帰国させるという論調だ。しかし、私はどうも釈然としない。これまで24年も問題を解決できなかった国にそこまでの権限があるのか。被害者の多くは今や北朝鮮での生活の方が長く、子供にいたっては完全に北朝鮮だけで育った人達だ。その人たちを「日本に返して自由に発言できる環境を整えてから意志を聞く」というのはどういったことか?

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2002年10月05日 (土曜日)

不況とバカラの人だかり


家内につきあって、Baccaratのファミリーセールに行ってきた。会場についたら、人が溢れ返っている。8割以上は女性。入り口にスーパーの買い物カゴが用意されていて、中にはいるとテーブルの上に山積みされているBaccaratの商品を皆買い物カゴいっぱいにいれている。Baccaratだから、いくらセールといってもカゴ一杯に買うと20~50万円はするだろう。レジも4つあるのだが長蛇の列だ・・・。Baccaratをスーパーの買い物のように買う連中がこんなにいる国と、20年来の株安に喘ぐ国・・・どちらも同じ国。このギャップはいったいなんなんだ!?

2002年10月02日 (水曜日)

e-Japanの人材育成の問題点

内閣官房参事官の壷井さんから「e-Japan重点計画-2002」の説明を聞く機会があった。30ページ程度のプレゼンで、ITに強い人材育成も5つの柱のなかの1つとなっている。今後の施策として「専門家の育成」とあり、その中には「IT専門家12,000人研修」とか「天才的プログラマー育成」などの項目があるんだけれども、私が疑問に思ったのはこれらが全て日本人対象の施策だということだ。周知のとおり、電子政府で「追いつけ」の対象となっている米国シリコンバレーでは、中国系、インド系などアジア人の活躍が目覚しい。日本も、ITのエンジニアリングレベルを高めるには、アジア系の優秀なエンジニアが国内で活躍できるフィールドを作ることが重要だと思う。アジアの優秀なエンジニアを「安い外注先、安い下請け」と思ってるだけじゃ、全然だめだ。

というわけで、壷井さんに「アジアからのエンジニアの活用は考えていないのか」と質問したら、「いや、それも討議されている。IT戦略会議の議事録を見て欲しい。」とのこと。でもこういう説明の場で触れられない(資料にも載ってない)ってことは、あまり重要視されてはいないということだよね。

2002年09月08日 (日曜日)

長野にて

所用で長野に来ている。
新聞の一面はどこも「県政会解散」だ。
今回、テレビでは「田中氏の得票は予想外に高かった」という論評が多かったが、長野で聞いてみると知人はほとんどの人が「田中支持」だった(「羽柴氏」に入れたひとも一人いたが・・・)。以前は田舎の組織票の中心、農協に勤める知人も「僕の周りはほとんど田中さんにいれた」と言っていた。結局地元でちょっと話を聞くと「予想外に高く」はないのであった。
私にしてみると、田中さんが強かったというより「対抗馬(長谷川氏)が弱かった」という感想だ。サンプロで討論を見たけれども的を射ないし、「対話」とは言うけれども「私はこうする」というのがない。結局、もともと支持が高い上に対抗馬が賭けるに値しなかったことが、この結果になったという見方をしている。